Sony α-330にTamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E)


2009-10-22

α330の次のレンズは何にするか

α330は、レンズキットで買ったので、ただ同然の18-55mmF3.5-5.6が付いています。もう一本、50mmF1.8を追加しました。店頭で試して、明るく、ボケが美しかったのと、小さくて軽く、なおかつ1.8万円と安かったからです。軽いボディを生かすにはレンズも軽くないとね。50ミリは、APSデジ一眼では、75ミリ相当の中望遠になり、ポートレイトには向きますが、スナップなどの普段使いには、画角が狭くて困るかもしれません。この2本とも、マウントがプラスティックですが、軽くなるなら大いに結構、機能的には何の問題もありません。

上記の2本の他に、α330に使えるレンズとして、1995年頃、カメラ好きの父親から、α707と一緒に28-85ミリと70-210ミリズームを譲り受けていました(重たい!)。4本合わせれば、18-210个鬟バーします。次の一本を買うとしたら何が良いでしょうか。コンパクトカメラとは違う、一眼レフらしいレンズは、何でしょうか。こんなふうに自問するのは、コンパクトデジタルですら、フィルムを凌駕するほど高性能化し、ほとんどの場面でコンデジで十分と思われ、せっかくのデジ一眼(DSLR)には、コンデジとは違う価値を出したいからです。

などが、コンデジにはないレンズでしょう。どれも、いずれはそろえたい。

高倍率ズームとしては、タムロンの18-270mmが最高でしょう。何本ものレンズをとっかえひっかえするのも面倒なので、10倍を超える高倍率ズームは魅力的です。しかし、写真のできばえがよくなるのでしょうか。ズームレンズは、F3.5-6.3とか、暗いですね。写真って、静止画ですから、だんだん倍率を上げて全身像から顔をアップにするなんてことができません。ですから、撮れた写真を見ても、ズームらしいダイナミズムは感じられません。もともと、ズームは、動画(映画)用だったのですね。やはり、固定焦点で考えましょう。

明るいレンズと言えば、焦点距離50个らいの標準レンズでしょう。すでに50F1.8を持っています。これ以上明るいと言ってもF1.4くらいが関の山で、たいした違いはありません。50个箸いΔ里蓮APS-Cでは中望遠域なので、もっと短い、3-40个△燭蠅鯀世Δ箸いΔ里呂△蠅修Δ任后

超望遠は、使う場面が少ない。もし本当に必要なら、私なら天体望遠鏡を買います。超望遠の最大の要素は、三脚と微動機構なのです。その辺りは、天体マニアの方がよほど詳しい。500舒幣紊離譽鵐困鮗蟷ちややわな三脚で使っても性能が出ないだろうと思います。いずれにせよ、超望遠が登場する場面は極めて限定的。

超広角、魚眼はそそられます。トキナーの魚眼ズーム、10-17mmというのがおもしろそうですが、α用は出ていません。シグマの10-20个猟狭角ズームや、タムロンの10-24mmは良さそうです。

マクロというのは、本当は、撮像面に実物と同じサイズの像が写ることを言うのだと思いますが、コンデジにもマクロボタンなどついていて、対象に数僂泙廼甦鵑譴泙后0豐礇譽佞任癲▲此璽爐呂なり寄れますが、それでも1:2くらいが限界で、1:1というのは専用のマクロレンズしかできません。単焦点の、たとえば50F1.8は、34僂泙任靴近寄れません。マクロ撮影では、対象に近づきますから、遠景が大きくぼけます。

話がそれますが、135フィルム系で、50ミリを標準レンズと呼ぶのは諸説あります。おそらく、最初のLeicaにそれくらいのレンズが付いていたと言うだけのことでしょう。つまり、135系のサイズの光学系には、焦点距離が50ミリくらいのレンズが作りやすかったのではないか。50ミリの画角が人間の視覚に近いとも言われますが、人間の視野は150度位ありますし、 中心窩 (fovea centralis) ならずっと狭いので、何を根拠に言っているのかわかりません。奥行きの感覚が近いというのは、ちょっと納得します。確かに50个茲蟾角だと遠近感が誇張されたように感じますし、これより望遠では、遠くの物が近くに引き寄せられて遠近が薄れて感じます。ちなみに、人間の眼球の直径は24ミリくらいで、水晶体はちょっと中に入り込んでいますから、焦点距離は21ミリくらい。瞳孔が完全に開くと、開口径は7ミリくらいですから、F3の光学系と言うことになります。工学的に作りやすいというのも大きな理由でしょう。実際、50-80个らいの焦点距離のレンズが、F1.2-1.8などの最も明るいレンズになるのは周知の事実です。それより広角側では、F2.8くらい、100-200佶庄鵑涼云播世任F2.8-4くらいになってしまいます。ズームはそれに輪をかけて暗い。たとえば、135个F2.8は、口径48弌200F4では口径50个箸いΔ海箸任垢、18-55F3.5-5.6のテレ端では、たった口径10个砲靴なりません。天体望遠鏡では、口径60舒焚爾呂△蠧世覆い任垢掘口径120F6(f=720弌砲覆鵑禿たり前なのに、カメラのレンズは小さいですね。

固定焦点の明るいレンズが良いだろうというのは、別に一眼レフ特有のファインダ像を見やすくするためではなく、ボケを強く出したいからです。コンデジに対する一眼レフの特徴は、ボケだと断言してもいいくらいです。ボケを強調するには、明るいレンズを使って絞りを開けと教えられています。しかし、もっと基本的で重要なことがあります。遠近の差(比)を付けて対象を並べることです。同じ距離にあるものを撮影するのであれば、いくら絞りを開いてもボケは出ません。遠近を強く出すにはどうするか。背景が無限遠にあるとしたら、対象物を手前に置くことです。背景が2メートル先にあるとすると、対象を1メートルに置く、いや50センチ、25センチ、、、そう、対象物にどんどん近づいて、背景との距離の比を大きくとればよい。

レンズには、最短撮影距離、つまりこれ以上近づいてはピントが合いませんよ、という距離があります。キットレンズの18-55/3.5-5.6では、25僉50/1.8では34僂任后この距離は、フィルム面(CCDセンサー面)からの距離なので、レンズの先端からは、10儖米發砲覆襪海箸任靴腓Αボケを強く出すには、最短撮影距離が小さいレンズを使って、なるべく対象物に近づけば良いと言うことになります。そのようなレンズは、マクロレンズです。

カタログを見ると、18-55/3.5-5.6ズームレンズと、50/1.8標準レンズの最大撮影倍率は、0.34と0.2となっています。最大撮影倍率とは、最短撮影距離まで近づいたときに、対象物の何倍の像がフィルム面(CCDセンサー面)に結像するかを表します。昔は、この値が1/2以上のレンズをマクロレンズと呼んでいました。実物の半分の像ができるのですが、フィルムを印画紙に引き延ばすと、実物以上のサイズになります。このごろは、等倍の単焦点マクロがある一方で、1/3くらいの倍率のズームレンズをマクロだと宣伝していることもあるようです。

というわけで、マクロレンズを買うことにします。こんな結論にたどり着くとは、自分でも意外でした。昔のマクロのイメージは、文献複写とか、証拠写真、科学用、というものでしたから、普通の人が使う物ではないという先入観がありました。ところが、このごろのコンパクトデジカメはすごい。近接撮影は1センチまで、というようなものもある。それで花なんかを撮ると、異次元の世界があるのですね。

マクロの焦点距離は何にする?

ソニーαマウントにつく単焦点マクロは、ソニーから3種、タムロンが3種、シグマが4種の計10種類あります。焦点距離は、30, 50, 60, 70, 90, 100, 105, 180と8種類あり、100个180个2本ずつあります。明るさは、F2-F3.5の範囲で、F2.8というのが多い。単焦点標準レンズと比べると暗めですが、対象に近づいてマクロとして機能させるのであれば、F8くらいに絞っても背景はボケまくりで、ボケを強調する上では心配はありません。ただ、明るい方がシャッター速度を速くできて、手ブレには強い。価格は、価格.comで調べると、2万円から10万円くらいと開きがありますが、焦点距離が長いものほど高価で、180个鬚呂困擦弌5万円以下で買えます。30个蓮2万円くらいと安く、魅力的ですが、発売が2009年秋で、まだ入手できませんでした。マクロ以外として使うことも考えると、広角や標準レンジより、100个らいの長めに惹かれます。

タムロンの90/F2.8は、Webで評を見ると、歴史もあり、大変よい評判です。90个箸いΔ里蓮135では135个任垢ら、望遠としても使いやすい長さです。マクロレンズを近接撮影に使うときは、撮影倍率が同じならば、焦点距離の差はほとんど影響しません。等倍なのですから、画角は意味をなしません。対象を等倍で捉えたときに、同じ画角に入る背景の量が変わってきますが、どのみち背景はボケまくりで判別できなくなるので、あまり意味がないのです。また、レンズ先端から数僂泙廼瓩鼎こともほとんど同じですが、焦点が長い方が対象と多少の距離をおく(ワーキングディスタンス)ことができるので、有利でしょう。ただ、長いレンズは、大きく重いことも間違いありません。

結局、90-105个3本の中で、最も安価で評判の良い、タムロンSP AF90mm/F2.8 Di MACRO 1:1 (model-272E)に決定。約35,000円でした。

マクロレンズの威力やいかに

最初の撮影対象は、コップの水に浮かせたバラ
ピクセル等倍で見るとこんなふうに。2.5Mモード
お隣の畑からいただいたブロッコリ。普通の感覚ではこんなふうに撮るのだろうが、
マクロだとここまで寄れる
ピクセル等倍。ぶれていますね。
クリ。18-55のテレ端55ミリでの最短撮影距離。普通はこんな視点でしょうが、
マクロでは、こんなものを見たくなる
栗って、毛深いですね。
90丱泪ロ、最短撮影距離
庭の小さい花
50弌f5.6, 1/320
背景がボケ切らない
50弌f1.8開放, 1/3200
55mm, f5.6, 1/500, ISO-800
最短撮影距離
90丱泪ロ、2.5Mpixels
これが最短かというと、風で揺れるので自信がない


Clerodendrum↑
Orchid →

何を撮るか

マクロの世界は、おもしろいですね。人間の生活視点とは異なる、昆虫の目に近いかもしれない。

結論

Penguinの作例は、Picasa, Flickrでご覧ください


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