デジタル一眼レフに進出、Sony α330


2009-8-30

コンパクトカメラで何か問題でも?

2008年4月に Fuji FinePix f100d を購入し、1年と4箇月、画質は良好、携帯性も良く、電池も持つし、機能も十分、何か不満があったわけではありません。ただ、最近、デジ一眼で撮った写真を人に見せられて、腕の違いは無視して、「こりゃええわい」と思ったことがありました。近々、カメラが活躍するイベントもある。そもそも、デジ一眼など高嶺の花だと思っていたのに、ずいぶんと安くなってきた。25年前に買ったニコンFE2というフィルム一眼レフを息子が持ち出しては、フィルムが良いだのレンズはどうだの言い出すと、デジ一眼はどうなのだろうと興味が募る。。。

2009年のデジ一眼エントリー機の概況

デジカメ全般では、ベストゲートでは、富士フイルム、リコー、キャノン、ニコン、Panasonicなどの順で人気がある。デジカメの性能向上が続き、画素数をはじめとして、フィルムを完全に超えた感じがあり、フィルムカメラの売り上げ統計はとらなくなったとか。

デジ一眼の受光素子は、従来のAPSサイズから、より大型の35ミリフィルムと同等のフルサイズ、APSの半分のフォーサーズが登場し、選択肢が広がった。フルサイズCCDの解像度は2400万画素に達している。10メガ以下では見劣りする。高画素化すると明るさが犠牲になるが、実際は感度も向上し、ISO-1600は当たり前、6400なんてのもある。さすがにノイズが多くなる。

静止画の画質競争が飽和しかかったので、動画に戦場が移った感じがある。コンパクトデジカメでは、1920x1080などのフルHDで動画が撮れる機種が現れた。95年頃、320x240のQVGAサイズだったのを思うと隔世の感がある。一眼レフにも動画機能がつき始めた。ライブビューという、ファインダーから見える画像を背面の液晶に映す機能が一般的になってきたが、こんなのはコンパクトでは当たり前。液晶ディスプレイの方向をいろいろ変えられるのが新しい機能か。手ぶれ補正、顔認識も、コンパクトをまねてデジ一眼にも導入されつつある。

こういうところ、一眼レフが最高峰ではなく、コンパクトカメラの先端機能を一眼が追いかけているというのがおもしろい。一眼レフは、レンズが大きいので、ビデオカメラよりボケがきれいに入り、映像が立体的に感じられるという。デジカメは、フィルムカメラの息の根を止めるだけでは飽きたらず、ビデオカメラまで葬り去るのか?

メモリが安くなったので(1GBで1000円以下)、高解像度・低圧縮で撮影しても気にならない。JPEG圧縮画像より自由のきくrawモードで保存することが多いらしい。rawモードの画像をPCで加工し、JPEGに変換する作業を現像などと呼んで、専用のソフトが添付されてくる。

PCの活用では、HDR (high dynamic range) 写真というのがおもしろい。同じ視点で露光量を変えて2枚以上撮影し、ちょうどよい露光の部分だけをstitchingして、鮮やかな絵を合成する。デジ一眼には、bracket露出の機能があるが、0.7EVの変化量しかない。2EVくらいまで変えられると、HDR写真にも使えるのに、残念。

レンズは、昔は、まず標準50个世辰燭、今では、28-80弌淵薀ぅ版換算)のズームが一般的。18-270个覆鵑討里發△辰董△海譴覆薀譽鵐左魎垢鷲塒廚。一眼レフの最大の特色は、レンズを交換できることであるが、ズームレンズの進歩で交換不要とは情けないというか、本末転倒。とは言っても、やはりズームレンズは、F3.5-5.6とか、暗い。デジ一眼の次なる特長は、CCDが大きいので、ボケを入れて背景を飛ばせること。すると、やはり明るいレンズで特長を際立たせたいと思う。レンズを交換すると、ゴミが入り、受光部について画像を汚すというので、センサーを掃除する機能までついている。

さあ、どれにする?

まず、フルサイズ・デジ一眼は、大きいし、高いので、対象からはずす。候補にしたのは、以下のエントリーレベルの機種。

受光部サイズ 画素数 特徴 ボディ重量 レンズキットの最安値
Olympus E620 4/3 12M バリアングル、ボディ内手ぶれ補正 475g 63,000
Panasonic GH1 micro 4/3 12M HD動画 385g 102,000
Nikon D5000 APS 12M バリアングル、動画 560g 69,000
Sony Alfa-380 APS 12M バリアングル、ボディ内手ぶれ補正 490g 69,000
Canon EOS Kiss X3 APS 15M HD動画 480g 84,000

どれも、比較的軽量だが、Nikon-D5000が少し大きい。4/3 (four thirds) の機種は、GH1が385gと軽いことは軽いが、CCD面積がAPSの半分なのだから、もっと小さくならないのか。動画をとるか、バリアングル+手ぶれ補正をとるか?パナ、ニコン、キャノンは、手ぶれ補正をレンズでやる方針らしい。とっかえひっかえするレンズ全部に手ぶれ補正を入れるのは馬鹿げていないか?実際、ニコンの安いレンズには手ぶれ補正が入っていない。昔、手ぶれでひどい目にあったことがあるので、OlympusかSonyがよいかな。

Olympus E620は、カタログが好感が持てた。冴えない一人暮らしのおっさんの住む実家に、大学に行っている娘が帰省してきたという想定で日常風景をうまく切り取っている。カメラ好きのおっさんが、自分の姿をダブらせることを狙ったか?

でもねぇ、せっかくCCDを小さくしたのだから、Panasonic のGH−1みたいに、ミラーを取り去って、ライブビューだけにしたらどうなの?それじゃコンパクトと変わらない?今更、ファインダーをのぞき込んでフレームを決める必要があるのか?デジタルなのに、ミラーが必要なのか?GH−1は、その点良く割り切っているが、10万を超える価格に購買意欲が萎える。人気があるのかな。

キャノンは、社風が気に入らないので、早々とボツに。プリンタはキャノンを使ってますが。

Nikonのフィルム一眼レフを2台所有しているが、25年前、30年前のニコマートやFE2がまだ健在で、質実剛健さには感心する。Fマウントを堅持してきたのも、立派だと思う。その後で譲り受けたミノルタのα7000は、電子部品のせいで20年ほどで壊れた。だけどね、私はアマチュアなの。そんな頑丈なのって、きっとovermake なのだ。それで重くなるより、10年で壊れるけれど軽い方が良いと思う。

すると、残るのはSony Alfa-380ということになる。確かにコストパフォーマンスは良さそうに思われる。そうか、おまえは安いのが好きなのか、という心の声に従い、それじゃもっと安いのはないのかと探す。新しいところでは、同じくSony Alfa-330というのが目についた。画素数が、10Mに減るが、ほかのスペックは同じで、値段は2万円近く安い、約5万円。ばかげたことに、レンズ付きキットの方が、ボディ単体より安い。というわけで、Alfa-330のレンズキットに決定!

α330を使ってみる

に続く

Penguinの作例は、Picasa, Flickrでご覧ください



Penguin!!のトップに戻る