Penguinノート


Penguin!! Home

検索文字:
■2018年06月17日 自転車女子はじめました
という本を家内が図書館から借りてきたので、私も読んでみた。10数年ぶりに
クロスバイクを復活させて、東京近郊をあちこち走ったというレポート漫画?
自転車を女子にも広めるのにはよいのかもしれないが、やってることは、
自転車食いだおれのグルメ記事と各地の観光。自転車の話は少ないし、下り
坂で60km/hも出すとか、いろいろまちがっている。ままちゃりからクロスバイクや
ロードバイクに乗り換えると途端に速くなると言うのも間違っている。
自転車の走行抵抗は、空気がほとんどなのだから、着る物と前傾姿勢で全然
変わるのだが、そういうことが書かれていない。自転車の楽しみで重要なのは
道の選択なのだが、そこは経験者に連れて行かれるのでやはりわからない。
まあ、自転車の楽しみは食事だというのを否定はしないが、どんな運動でも
カロリーを使えば、どんな食事もおいしくなると言うだけのことだと思うのだが。
■2018年06月13日 github
gitというのはどういう意味か知らないが、githubとは、ソフトウェア開発の
レポジトリを提供するサイトである。Linuxでは、ちょっとややこしいフリーソフトを
探していると、githubからダウンロードせよと言うことが良くある。実際、
何度か貴重なソフトウェアを(何だっけ?)ダウンロードさせてもらったが、
ついに自分のアカウントを作ってソフトウェア開発に参加することになった。
git には、version control system の機能もある。私は、90年代は、cvsを
使っていたが、2005年頃にSVNを使うことになり、嫌気がさした。cvsの方が
ましだと思ったが、pserverで遠隔のレポジトリを使うような設定は、これまた
ややこしいことになる。git は、初めからクラウド型で、ローカルにも
クラウドのレポジトリのコピーをおけるような形式なので、使い勝手がよさ
そうだ。2段構えになっているのがよいのだろう。そのせいで、forkとbranch、
push と commit のように、コマンドも2段構えになっているのは混乱かも
しれない。OSSに限らず、いろいろな情報をバージョン管理できるはずだが、
無料でできるのは、グローバルに公開したときだけと、オープンな開発を
推奨している。そのgithubをmicrosoft が買収したというのだからまた
驚きだ。秘密のレポジトリもマイクロソフトには筒抜けということか?
 
■2018年06月09日 捏造された聖書
図書館で何の気なしに見つけた本だが、意外と面白い。我々は、聖書を唯一無二の
神から与えられた文書だと思い込みがちだが、とんでもないという話。新約とされ
ている文書は27らしいが、ヨハネやパウロが書いた文書がそのまま伝わっていると
考えるのがそもそも難しい。まず、聖書が生まれた当時は、印刷術がない。だから
僧が手で写本を作った。そんな苦行をやっていれば間違いが生じる。そもそも、
当時はほとんどが文盲で、文字を操れる人間はわずかであった。だから書記と呼ばれる
人はエライインテリだったのだ。そういうレベルであるから、書記にしてもたいした
言語力ではない。実際、同じ元本から生じたと思われる写本にもくいちがいがたくさん
ある。写本が元になって写本が作られていくと、伝言ゲームのように間違いはどんどん
拡散して、勝手な進化を遂げる。当時のギリシャ語やラテン語は、分かち書きを
しなかったから、単語の切れ目がわからず、似て非なる言葉に化ける。地理的に
近いところは同じ間違いがたくさん見つかるから、本当にDNAの伝播と同じように
突然変異が起こったことがわかる。恣意的な改竄も頻繁に行われた。写本の行間に、
「勝手に書き換えるなバカ!」と書いた写経氏の落書きも見つかっている。キリスト教
コミュニティが拡大すれば、流派の違いが生じ、勢力争いが起こる。三位一体説が
有名だが、三位一体が有利になるように改竄がされていった成果だと考えられる。
元は違うのだ。それが微妙に、微妙に少しずつ変えられていく。そういうところは、
文体が違うからわかるのだそうだ。終章が付け加わったりもしている。イエスの
復活の後日談などがそうだ。ローマ時代に、あまりに聖書ががたがたに拡散した
ので、皇帝?が神学者か高僧に命じてウルガタなど総集編を作らせたこともある。
しかしそれは、その地域の方言的な聖書を世界に広めることにしかならなかった。
当時は、世界的なコンセンサスを得ることなど不可能だった。こういうふう
だから、聖書が唯一無二と考えるのは間違いで、歴史的な考証の対象と思った
方が良い。だから、死海文書のような昔の文書がそのまま見つかると大騒ぎ
になるのだろう。文盲の解消と印刷術は、こういう騒ぎの沈静化には大いに
役立った。ところで、聖書の日本語訳をデジタルテキストで手に入れたいと
思って聖書協会に問い合わせたら、(翻訳)著作権があるから出せないと
言われたことを思い出した。へぇーペテロやマシューも著作権を心配して
コピーしにくい文書を作っていたのだろうか?
■2018年05月30日 米朝会談
米朝が6月12日にシンガポールで会談すると言い出したのは3月くらいだったか?
そんなことができるものかと思っていたら、金正恩が文在ミンと頬ずりするほど
親密なところを見せ、あらら、北朝鮮も軟化したのかと思っていたら、米国は、
すぐに北の核を処分せよ、送ってよこせと言い出したので、また北がぷりぷり
怒りだし、そうしたらトランプは、会談はしないと手紙を送ったかと思ったら、
すぐにまた会談はあるだろうと言い出した。どうなっているのか。安倍首相は、
会談をやるにせよやらないにせよ、米国を支持するというだけ。日本の野党は、
こういう国家の一大事に森友加計学園のことばかり。
仮に戦争になったらどうするのか?自衛隊は北朝鮮に出兵できるのか?米国に
北朝鮮に来て一緒に戦えと言われたらどうするのか?イラクの時のように、
また、憲法が、と言ってもじもじするのか?挙げ句の果てに、とんでもない、
10兆円を越える金を払わされるのだ。そして、日本は金だけで解決したと
からかわれるのだろう。もちろん、沖縄への米軍の駐留は続き、反対運動は
終わらない。対岸の火事ではすまないのだろうに、モリとカケのことばかり。
新聞も首相が誰と会ったとか会わなかったばかり。米朝会談から日本は
蚊帳の外に置かれて、ATMとして使われて満足なのか?
■2018年05月17日 Happy Teacher's Day
昨日、マレーシアからの学生に、「先生、今日はHappy Teachers Dayなので
お祝いしましょう」といってボールペンをもらった。日本にはそんな日はないよ
と言ったのだが、彼の国にはあるらしく、こうやって先生にペンのようなものを
上げたり、学校でイベントがあったりするのだそうだ。へぇー。Wikipediaで
見ると、確かに、そういう日はほとんど世界中にあるが、日本にだけはない。
こんなになんとかの日という記念日が好きで、祝日をたくさん作りたがる日本人
にしては珍しいことではないか。しかし、ちょっと考えてみると、学校で、
先生の日というのを先生が制定して先生が生徒にお祝いしなさいと言うのは、
日本人らしくないのだろう。敬老の日というのはいいんだけどね。
■2018年05月15日 日本の電気産業
情報デバイスの授業にハンヅオンの演習を入れることにして、教材を買いそろえて
いて、大変考えさせられる事態に出くわした。安かれと思ってAmazonで調達した
いくつかの部品が、粗悪品、不良品であった。
まずはこのブレッドボード https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06Y4KFCRJ/ref=od_aui_detailpages00?ie=UTF8&psc=1
小さな穴の裏側は、縦横に配線がしてあって、穴に部品を挿してテスト回路を
作る基板だ。3枚で900円だから、安いものだ。LEDを点滅させるくらいはよかったが、
トランジスタでアンプを組んでテストすると様子がおかしい。さんざん調べて
わかったのは、穴の接触抵抗が高く、さらに裏側の配線の抵抗が高い。周囲の電源
の配線をぐるっと一周させるだけで15Ωほどもある。電源がそんなだと、回路は
不安定になり、発振したりノイズが発生する。あきれて日本のサンハヤトの製品を
買い直した。値段は、4倍近くするが、性能は満足のいくものだった。安物は、
中国製、サンハヤトは、日本製ではなく、台湾製だった。
次のミニプラグも同じような高い電気抵抗の問題が見つかった。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B013D1U90S/ref=oh_aui_detailpage_o08_s00?ie=UTF8&psc=1
これは、何か問題が起こって発覚したのではなく、半田付けして導通をテストして
わかった。アース側のケースの抵抗がやはり10Ω近くある。カシメが弱いのかも
知れない。イヤホンにつなぐだけだから、わかりにくいかもしれないが、イヤホン
の内部抵抗と同じくらいあるから、音の大きさが3dB低下するだろう。

極めつけはこのLM35温度センサーだった。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0154F3QE2/ref=oh_aui_detailpage_o04_s00?ie=UTF8&psc=1
これは、テスト回路を組んだが、全く動作しない。30個のうち15個くらい調べたが、
全部動かない。確かに、LM35としては、パッケージが小さい。3本足だから
トランジスタのまがい物かと思ったら、当たり! ただのトランジスタを
LM35温度センサーとして売っていたわけだ。Amazonの評にも動かないという
コメントがたくさん上がっている。完全なパチモンだった。1個数円で仕入れた
トランジスタにLM35の刻印を押し直して、数十円で販売している。

以上のパーツは、全部買い直しとなった。こういう経験をすると、他の
部品も全く信用がおけなくなる。ただの配線材ですら怪しい。安いと思って
買ったが、結局、純正品?を買い直すことになり、コスト的には損している。
Amazonに返金処理しなければ。

まがい物は、全部、中国からやってくる。最初から、信用のおける日本製に
しておけばよかったのだが、実は、信用のおける日本製というのにお目に
かかるのが大変難しくなっている。日本製だと思っても台湾製だったりする
わけだ。日本製より中国製が安いからと、中国製ばっかり買っているから
日本製は売れなくなって商売をやめる。私のような安物買いが、日本の
産業をつぶしたのだなと思って、大変気まずくなった。低品質の製品には
それなりに使える中国製であるが、高品質の製品には使えないのだ。高品質
の製品にはコストがかかる。安物買いの銭失いでもあるが、良い製品を作って
くれていた企業が潰れていくのはあまりに気の毒だ。悪貨に駆逐されて
しまったわけだ。100均の製品はどうなのだろう?うちの中は、100均と
アマゾンで買ったものばかりになりつつある。小売店を含め、大事なお店を
つぶしていないか。中国では、たとえば、粉ミルクが高タンパクの成分表示
ができるからとメラミンを混入させて事件を起こした。今、日本の粉ミルクが
中国でも人気らしい。そういえば、中国から、爆買いツアーが来ていたでは
ないか。対岸の火事のように思っていたが、中国の電気部品を安いと
喜んで買っているようでは、彼らの爆買いと何も変わらないじゃないか。
ところで、100均のアルカリ乾電池は、安いがパワーがあると評判である。
しかし、最近、すぐに液漏れすることが発覚している。そんなにうまい話
ばかりあるわけがないのだ。大反省。




■2018年05月14日 茨城県自然博物館
気候が良くなったので休みの日はどこかに出かけたいが、雨が降りそうなので、
前から気になっていた茨城県自然博物館に行ってみた。うちから、自動車で45分
くらい行ったところの、常総市(水海道)、茨城と埼玉、千葉の県境の近くにある。
利根川の水郷、菅生沼のすぐ近くである。閑古鳥だと思ったら、大間違いで、
午後には相当の人だかりとなっていた。企画展をやっているときの入場料は
740円でちょっと高いんじゃないか。マンモスの骨格がお出迎え。えー?!この
辺りにもマンモスがいたのか?と驚いたが、真っ赤な嘘で、ロシアから来ている。
その奥にも高さ10メートル近い恐竜の骨格がある。そうか、骨格標本というのは
博物館の門松みたいなものなんだな。展示室へは、天文学から入る。8つの?
惑星模型が頭上にぶら下がるが、サイズがでたらめ。木星の直径は地球の11倍
くらいで、体積は1000倍以上にならなければならないが、全然小さい。惑星間の
距離もでたらめ。まあ、入り口のオブジェと言うことか。次が隕石。つくばに
落ちた隕石もあったし、31キロもある隕石を持ち上げてみるようになっている。
鉄だから比重が7−8ある。地震、鉱物、古代生物、進化、身体、絶滅危惧種と
一通りあって、常設展の最後は茨城県の生物や筑波山の石や植生のこと。出口
近くで変形菌の企画展があって、これは素晴らしかった。
帰ってから調べると、この博物館は、自然を対象にした地域の博物館としては
優等生で、福井県について全国で2番目の入場者数なのだと。道理で、駐車場には
県外ナンバーの自動車がたくさんあった。子供と一緒に行ったら楽しいだろう。
でも、恐竜コーナーは、怖がっている子供もたくさんいた。それだけリアルに
できているということだろう。
■2018年05月12日 ディリーヤマザキ
物を運べないサイクリングでは、行く先々でのコンビニエンスストアは、便利に
とどまらず、エネルギー補給ベースであり、また、目的地と言っても過言ではない。
コンビニまで往復しているようなもの。セブンとファミマが多いが、この辺りに
一軒だけ、デイリーヤマザキがある。近くを通りかかればそっちを選びたい。
パン屋さんだから、パンがうまい。カレーパンとメロンパンがいいね。メンチカツも
おいしい。メンチカツの入れ物がプラスチックパックなので、食べやすい。
店員さんもいいと思う。もう何軒かあるとよいのだが。
■2018年05月05日 青色LED開発
小山稔氏の青色LED開発の軌跡という本を図書館で借りて読んだ。
https://www.amazon.co.jp/%E9%9D%92%E8%89%B2LED%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E8%BB%8C%E8%B7%A1%E2%80%95%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E8%B3%9E%E3%82%92%E5%8F%97%E8%B3%9E%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%B0%8F%E5%B1%B1-%E7%A8%94/dp/4891731389/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1525498226&sr=8-1&keywords=%E5%B0%8F%E5%B1%B1%E7%A8%94%E3%80%80%E9%9D%92%E8%89%B2LED
著者は、自動車ヘッドランプのスタンレーで赤、緑のLEDの開発を手がけ、
晩年に日亜化学に移って、中村修二氏らの青色LEDの開発を助け、事業化を推進した。
技術者であるが、イノベーションを興すアーキテクトと言ったところだろうか。
日亜という会社は、ブラウン管等の蛍光体を作る化学材料会社だったが、LEDを主軸とする
半導体会社に脱皮して、急成長した。400nm近くで発行する青色LEDはできていたが、
強度を上げ、効率を上げ、寿命を長くすると言う実用化の開発が大変だったのですね。
GaInN(窒化ガリウム)でpn接合を作る、そのために格子定数の異なる物質を重ねて
結晶成長させるのが難しかったのだと理解した。日亜という企業は、とてもユニークで、
なおかつ社員思いの会社のように描写されている。ユニークというのは、国や他企業
の援助を寄せ付けず、株式上場もせず、したがって株では資金調達せず、銀行からの
借入金で運営していると言うことである。青色LEDができて、当時の運輸省や通産省に
信号機を電球からLEDに変えるように提案したが、「安全のため」に却下されたこと、
そのくせ、省エネのためと言ってあかりプロジェクトを発足させ、日亜に参加を
要請したが、日亜は断ったこと。JSTがERATOで中村修二氏をリーダーに選出しようと
したが、日亜は、豊田合成と訴訟を争っていたため不適当と判断し、中村氏はそれにも
憤慨して米国サンタバーバラ大学への移籍を決めたように書いてある。これに
関しては、行政のやったことは、全く不毛というか、逆噴射でしかなかった。しかし、
我々は、中村氏の移籍は、日亜が中村氏らへの知財報償金をけちったためだと
理解していた。そのことには全く触れていない。中村氏と日亜は、最後まで一枚
だったように書かれているのは、全く不可解だった。どうなんだ?中村氏が何か
書いてくれることを期待したい。
■2018年05月03日 Webサーバー不調
この日記などを公開している自宅のWebサーバーで、温度グラフを見ようとしたが、
出ない。はて、と思って検査すると、ファイルシステムが壊れている。ファイルが
なくなっていたり、変な名前のファイルができている。こういうことは以前もあった。
電源が弱いという説を聞いたことがある。Raspi3にして電流が増えているからね。
32GBのμSDがストレージなのだが、見るからに弱そうではある。引っ越したときの
SDカードのコピーを取っておいたので、比較的簡単に復旧できた。更新している
情報は、把握できている(つもり)。定期的にバックアップをとるべきだが、
こういう壊れ方をするとファイルを上書きして壊してしまう可能性もある。
コンテンツの置き場は、μSDではなく、NASにした方がよさそうだ。
■2018年05月02日 砂の器(ねたばれ)
松本清張原作の1974年の映画を見た。(Amazon prime)時代背景は1960年頃か。
一言でまとめると、ハンセン病を苦にして恩人を殺害するということになるか。
ハンセン病とはらい病のことで、当時は、遺伝病だと思われていた。音楽で有名に
なったその青年に、ハンセン病を療養中の父親に会いに行けと説得されて、
殺人に及んだことになっている。合点がいかない。その他いろいろと不自然な
設定があるが、親子の愛がとても感動的な映画だった。その後、あちこちを
探すと、原作と映画はまるで違う、いや原作の無理な設定を映画は緩和しているなど
いろいろな意見がある。名作だからだろう。原作を読んでみたくなった。
■2018年04月30日 月(ゆえ)と日本語
中国人嫁日記の月さんが日本語学校に通った話の漫画を家内に借りて読んだ。
筑波大の国語学の先生が出てきて解説してくれるのだが、消耗品の消耗は、
しょうこうが正しい、そういえば心神耗弱であってもうじゃくではない。毛をもうと
誤読したらしい。独壇場はどくだんじょうではなく、元は独擅場でどくせんじょうと
読み、これも擅の手偏を土偏に間違えて広まったらしい。中国人に限らず、日本
に来た外国人は、漢字、ひらがな、カタカナと3種の文字があることに戸惑う。
月さんは、徹頭徹尾、ひらがなとカタカナはどっちか一方でいいじゃないかと言う
のだが、日本人としては、それは耐え難い。先生の説明では、外来語をカタカナで
書くのは、まだ漢字が定まっておらずさりとてひらがなで書くほど一般的でも
ない言葉を一時しのぎで表すのがカタカナだと言う。犬や猫や馬は漢字で書くが、
サイやインコはかたかながふさわしい。カタカナ部分は、強調部でもある。
長い文章は、ぱっと見、黒っぽい漢字の多い部分と、すかすかのカタカナ部分を
見れば構造がわかる。英語にも大文字小文字やイタリックやボールドがあるような
ものだ。だから、やっぱり3種の文字はあった方が良いに決まっている。
カタカナは、外来語に使うことが多いのだから、
th, v, l/r などに対応する文字や記号を追加したら、日本人の英語の
発音も良くなりそうだ。夫婦のやりとりがおもしろいが、ためになる漫画であった。
■2018年04月25日 胃検診
職場の健康診断の一つで、胃検診がある。要するにバリウム検査である。
周囲の経験者に聞くと、あれはいやだから、人間ドックにするという人が多い。
人間ドックだと高級な胃カメラ検診が受けられるということか。バリウムなんかじゃ
細部はわからない、わかったときは手遅れという話もよくきく。胃カメラだと、
胃壁が赤くなってますねなんてことがわかるが、バリウムのレントゲン写真は
もちろんモノクロだ。発泡剤とバリウムを飲まされる。コップに入ったバリウム
というのは、とても重い。炭酸バリウムというのは、密度が4.2g/cm3もあり、
どろっと濃いから、比重2はたっぷりあるだろう。こんなものを飲んでは、胃が
重くなる。台の上でぐるぐる回れと言われる。胃壁にバリウムが広がるように
するのだと。ぬりかべか。撮影は10分ほどで終わり、帰りがけに水分をたくさん
とるようにと言われて、下剤を渡される。朝食を抜いているから、昼ご飯は
たくさん食べるが、下剤を飲んでいるのにたくさん食べてよいのか?その日の
夕方近くと、次の朝に白いウンコが出た。夜見ると、これが便器の奥に残って
いる。重たいから流れないのだ。何回か水を流すが、一向に流れていかない。
下剤が必要なのは便器だね。失礼!
なんか気持ち悪いから、来年は、外で胃カメラを頼むことにしよう。
■2018年04月20日 不良コア bad core or bad PE
コアと言っているのは、コンピュータのプロセッサのことである。2005年頃から
PCでも2コアは当たり前、今は、4コア、8コアが当たり前、サーバー用だと16コア
くらいはあるだろう。NVIDIAのTeslaなどのAI向きGPUには、3840ものCuda core
が作り込まれている。2001年ころは、プロセスルールは130nmくらいで、すでに
FPUはCPUと一緒になっており、キャッシュを増やし、投機実行などの新機構を
入れることに余念がなかったが、その数年後には、作るものがなくなって、
プロセッサコアを複数入れることになった。プロセッサコアも徐々に増えて
いるが、大きなメモリバンド幅を要求するし、小電力要求も強いので、そんなに
増やせない。キャッシュももう飽和しているように見える。一方、GPUの3840
というコアは異常に多い。Intelのプロセッサでも、GPU部分がどんどん増えて、
ダイの半分を占めるようになっている。こんだけコアが増えてくると、中には
不良コアも混じるようになるだろう。ハードディスクでは、不良セクタがある
のはお見通しで、そこを避けたり、後から登録するメカニズムが確立している。
不良コアにも同じことが行われるのではないだろうか。脳細胞も、加齢と共に
毎日数十万が死んでいっているが、あまり自覚しない(そこがぼけてきた証拠?)。
やがて、数百万のコアがワンチップになり、bad core管理がされるようになるのだろう。
■2018年04月03日 陸の孤島
仕事を早めに切り上げて、自転車での帰路についた。珍しく(はじめて!)
まだ明るいので、ちょっと冒険して新しい道に入ってみよう。横浜を起点に、
東海道線の南側というか東側を走る。裏道を探して走るのだが、途中から
線路と国道15号が近づいて、裏道がなくなる。国道1号と15号が東京と横浜
を結ぶ国道だが(その他に第3京浜や、もちろん首都高などがある)、15号の
方が広い。特に、歩道が広いので、自転車でも比較的走りやすい。さて、
新子安の辺りで、そろそろ線路の反対側に出ないといけない。左に折れて
線路を突っ切りたいが、JRには立体交差や踏切がない。京急線を越えたところで
線路沿いに走らざるをえない。その道は、「私道に付き事故には責任負えない」
と貼り紙してある。歩行者がやっとすれ違える程度の狭い道。この方が
自動車がなくて都合がよいなどと思っていると、300mほどで行き止まり。
なんとか東海道線を越えたいが、全く踏切がない。狭い道も、それぞれに
民家の入り口につながっているだけの、確かに私道である。はたと気がついた。
あ、これが、JRと京急に挟まれた狭隘地か!JRの電車から見ていると、すぐ
隣を並行して走る京急との間に幅2−30mほどの土地があり、家が汲々と建って
いて、線路に挟まれて暮らすのは、さぞ窮屈でうるさいだろうと想像した
ことがあった。そこに入ってしまっていたのだ。道が狭い私道だから、自動車
も持てない。お店もない。別世界だった。道を逆にたどって這い出した。
しばらく北に走ると大きめの踏切が、京急線とJRを連続してまたいでいた。
遮断機が下りている。東海道線上り、横須賀線下り、東海道線下り、京浜
東北線下り、京浜東北線上りと5本が立て続けに走る間、遮断機が下りっぱなし
だった。向こう側に出ると、いつもの道だが、こうやって線路に並行してると、
土手の上の道と同じで、交差する通行量が少ないので、走りやすいんだと
思い出した。
■2018年04月02日 花見当たり年
3月30(金),31(土)と、4月1日(日)と花見三昧で過ごした。例年よりちょっと
早いが、週末に満開の日が重なり、数日間雨が降らず、強風も吹かないという
年は、10年に一度くらいのものじゃないだろうか。最初に、福岡堰に行った。
たっぷりの水量の小貝川わきに植えられたたくさんの桜が咲き誇る。Wikipedia
には、1.8kmに550本の桜と書かれているが、いったいいつ植えられたのだろう?
31日は、待望のサイクリングで、筑波大学を皮切りにつくば近郊の桜を見て回った。
主たる目的は、リンリンロードの桜並木。https://photos.app.goo.gl/130LT57Y6bG0ZAq52 
動画がまたすばらしいよ。リンリンロードでは、雨引駅が一番良い。雨引駅から
山を2kmほど登ると、標高170mほどの雨引観音に至る。ここがまた素晴らしい。
433MHzで東京の局とQSOできた。帰り道もたくさんの桜に出会った。翌1日は、
妻と、洞下の八幡神社と、北条大池に行った。1日は、かなり散ったが、その
花びらがうずたかく積もり、池の表面にグラデーションを付けてびっしり並ぶ
様は、すごい。そのほかにもあちこち行った。妻と、日本人ってほんとに桜が
好きだね、あそこもここも、みんなが植えた木がどんどん大きくなって豪華になる、
来年はまたちょっと大きくなってるだろうね、などと話すのも楽しい。とても
得した気分の週末だった。
■2018年03月27日 れんくん
れんくんというのは、お隣が飼っている犬の名前。12年ほど前から飼われている。
不審者が現れると必ず吠えてくれるので、とても助かる。私のことはお隣の
おっちゃんとちゃんと認識されていて吠えないが、たまに派手な上っ張りを着て
土仕事をしていると遠くから吠えられることがある。ニオイだけじゃなく目でも
見ているんだね(あたりまえか)! 普段はおとなしいが、救急車のサイレンに
遠吠えを交わすのは犬の本性か。散歩に出かけるときはとても快活になって、はね
回る。それが、このごろは、ほとんど吠えないし、以前はしきりにやっていた
穴掘りもせず、犬小屋にこもっている。私が呼んで垣根越しに手を出すと垣根に
半身を預けて、首や頭を撫でられて目を細める。ふと見ると、お皿にお食事が
残っている。以前はあんなにがっついて食べていたのに、弱っているのだろうか。
犬の平均寿命は12-13歳らしい。もう寿命がつきかけているのだろうか。12歳
といえば小学6年生。それで一生が終わりとは、かわいそうなものだ。その分
性に目覚めるもの早いわけだが。
■2018年03月23日 道に迷う夢
珍しく朝うとうとしていて夢を見た。
まだ子供が小さい、小学生くらいのようだ。友達と一緒にサイクリングして
みたいから、私に先導しろという。それで、池の周りを回ることにして、とりあえず、
勤務先?の大学に行く。それがどうも昔滞在したアメリカの大学のようだった。
着いてみると、土曜だが、会議や授業をやっている。子供が騒ぐので、近くの
小部屋に入った。するとそこは小部屋ではなく廊下で、ずっと続いている。
子供はどんどん先に行って、だんだん人が増えて、枝分かれしたところでどこに
行ったかわからなくなった。こっちかと思っていくが、いない。しょうがなく
戻ることにしたが、戻れない。ドアを開けたら知らないキャンパスだった。
方向はだいたいわかるから、それから歩き出した。サイクリングだと言うのに
着ている服や靴は、普通のものだった。あら、ボトルも持ってきてないじゃないか。
大きな建物があるが迂回すると遠いので入っていく。授業をやっているので
こっそり歩いて反対側に出る。人が歩いているが、サイを連れている。その
サイが私を見かけて鼻息を慣らし、向かってこようとするので物陰に隠れた。
危ないなー、ひもでつないでおけよ。小さいサイだった。その先に行くと、
スノボのハーフパイプの練習場のような所に出た。下を見ると崖っぷちで
こわいので後ずさりし、並んだ建物に入る。向こうに回ろうと思っていた池が
見える。間違ってはいないようだが、そちら方向には出口がない。反対側に
出て道を歩く。橋がある。その手前の窪地に水があふれ、人々が魚のつかみどり
をしている。そこは歩けないのでさらに遠回りする。そうやってどんどん
遠回りして、ほとほと疲れてきた。えーい、道がわからん、あ、そうだ、
スマフォの地図を使えば良い。スマフォのマップを出そうとするが、路線図
や景色の写真ばかり出てきて地図がない。画面にタッチしても反応がない。
隣を歩いている人が英語で話しかけてくる。相手していたがどんどん変な
方向に行くから、黙ってくれと言って、立ち止まってスマフォを操作するが
どうにもらちがあかない。じゃあ、再起動かと思って電源ボタンを押すが、
ぐにゃっと本体内に入ってしまってボタンを押せない。あーどすればいいんだ、
というところで目が覚めた。とても目覚めが悪かった。
(ほんとは、さらにもっと複雑だった)
■2018年03月18日 Garmin Edge 1030
2011年12月に買ったEdge800が調子悪くなった。まず、そう高頻度ではないが、
走行途中でハングする。記録が途中で途絶えるだけでなく、そこまでに記録が消失
することもある。充電を始めると、ぴょろろ、ぴょろろと鳴きながら、連続して
電源のオンーオフを繰り返す。全然充電が進まないこともある。電池が弱くなった。
カタログ値は、16時間継続することになっているが、実際は、8時間くらいだった。
それが、3時間でアウトになる。充電がおかしくて満充電になるまで従来の何倍も
かかる上に短時間しかもたない。こんなふうに怪しくなってきたのは、2016年で、
2017年はずっと、買い換えを狙ってきた。スマートフォンでいいじゃないかとする
意見もあるのだが、両方使ってみて、やはりガーミンに分がある。edge800の後継は、
810, 820 がある。これらは、edge800と同じサイズでコンパクト。その他に、
edge1000系もあって、こちらは大きくて高性能。小さい方が良いので、820Jを候補に
してきたのだが、どうにも評判がよくない。ずーっと見ているが、ファームウェア
アップデートがなかなか進まず、アップデートした後も評判が芳しくない。しかし、
うちのedge800は、ついに調子が悪く、目先を変えてedge1030を購入することにした。


■2018年03月07日 情報セキュリティのお仕事
某講演会・討論会で、「今でこそ、情報セキュリティは社会の重要な問題で、
若い学生も注目しているが、何十年も続くのか?情報セキュリティの仕事は
ずっと続くのか?」という疑問が呈された。全人類が善人になってくれれば、
セキュリティの仕事は不要だが、警察(またその元の武力)が人類の歴史と
共にあるように、永遠にありえないことだろう。あるとしたら、技術や制度の
進歩でセキュリティ問題が雲散霧消することだ。これは、治水土木、水道、
ワクチン、鉄道や電気・電波がさまざまな問題を解決あるいは軽減してきたように、
ありえないことではないだろう。しかし、悪意のない自然現象を対象にする
のと、常に新手を考えてくるセキュリティ問題とは、全然違う。抗生物質に
対して耐性を備えた病原菌が出現するようなものである。討論会での意見には、
「セキュリティの問題が解決したとしても、その根底にある情報技術はとても
ディープなものなので、IT関係の仕事にいくらでも転職できる」というものが
あった。今から22年ほど前に、ホンダがすばらしい2足歩行ロボットを発表し、
それまでの歩行の研究は全部ぶっとんでしまった。職を失ったわけである。
しかし、実際は、そこから歩行ロボットの応用の世界が開いたのであって、
終わったのではなかった。セキュリティの問題が解決したとすれば、その技術は、
他にいくらでも応用の可能性のある技術であろう。私が学生の頃は、日本の
産業から繊維中心の軽工業から、重工業に変わる時期であった。だから、鉄鋼、
原子力、造船、自動車などが花形の産業であり、学科であった。その昔には、
精密機械学科などは、戦車などの武器を研究していたのだ。そういうものは、
社会と共に代わり、寿命は30年ほどしかない。半導体もそうだった。今、
そういう勉強をした人たちは、ITやセキュリティがわからなくて困っている。
当時、情報学なんて、とてもちっぽけな学問領域だったが、今は、すべての
科学を操る原理になっている。情報は、組み合わせの科学なので、やりかたは
無限なのだ。情報やセキュリティの仕事はなくならないと思います。少なくとも
これまでの科学や技術よりは長寿命であることは間違いないと思う。
Penguinは海を飛ぶ
matsui.toshihiro3 at gmail.com
Penguin Home