雪の筑波山を自転車で走る

2005.1月初稿

Penguin!! 松井俊浩

雪が降りました

東京エンデューロ2004冬大会に出た後、自転車仲間が筑波山でトレーニングしたいと言い出しました。寒いから春にしようね、と言ったのですが、寒さなんかへっちゃら、凍結してなければ大丈夫、と鼻息が荒い。

2004年12月29日、朝から雨が降りました。お昼頃、寒いなと思ったら雪に変わっていました。つくば市でも数兩僂發蠅泙靴燭、ほとんどはすぐに消えました。年末は天気が悪かったのですが、元旦、2日はいい天気です。道路も乾いたようなので、筑波山の初登りに出かけることにしました。

1月2日、8時半出発。じっとしてると寒い。上半身は、網シャツ、長袖ジャージに薄手のウィンドブレーカ、下半身は、長タイツにランニング用のジャージを重ね着しました。寒さのことはちょっと気にしましたが、道路状況は、心配なし。雪解け水が水たまりになってるとやだな、くらいで、雪に進路を妨げられるとは思いませんでした。天気もいいですし。

不動峠から八郷、岩瀬

例によって、つくば市からたんぼ道を抜けて新治村との境目くらいでリンリンロードに乗ります。リンリンロードを北上して、数キロ行ったところで東にそれ、不動峠を上ります。その先、裏不動を下ってもよいですが、凍結している可能性があります。湯袋の方が交通量が多いし日当たりがよいので、安全でしょう。というわけで、表筑波スカイラインを北上し、湯袋を北側に下って八郷町を縦断。岩瀬に出てリンリンロードで戻ります。

リンリンロードに入って、2キロくらいで、小田城祉に当たります。ぐるっと半周させられます。周囲は、お堀の遺溝で、一段低く、普段は湿地帯です。きょうは、表面が凍っています。凍ると、表面がでこぼこになるので、光方が変わります。
さらにリンリンロードを北上し、不動峠に向かって右折するあたりから、リンリンロードと筑波山を見込んだ写真です。ごらんの通り、空は真っ青で埃も少なく、筑波山がこんなにくっきり見えるのは、やはり正月ならでは。筑波山の手前の低い山が、不動峠が上っていくところです。
不動峠直前の北条大池。やはり表面の岸に近い部分は凍っています。
不動峠入り口。あれま!通行止めになっています。クリックして大きい写真でご覧ください。積雪と書いてありますが、山を見上げても白い部分はほとんどありません。ははん、29日に雪が降ったときに役場か道路局の人が通行止めの表示を出し、そのまま正月に突入したのでほっぽってあるのだな、と理解。気にせず進むことにします。本当に積雪で進めなければそこで引き返せばよいでしょうから。
標高100檀婉。道ばたに雪が残っていますが、交通の妨げになるほどではない。
標高200檀婉。雪が増えてきました。
標高250檀婉、日陰なのでちょっと凍っていますね。こういうところで対向車が来たり、後ろから自動車にあおられるといやですが、通行止めの表示が出ているせいか、1月二日でみんなおやすみなのか、自動車はまったくみかけません。
上の写真と比べると色調がかなり青いのがわかりますか。日陰なので、青空の色調が色濃く反映しているようです。
峠の頂上は、すばらしい眺望でした。空気が澄んでいて、ごらんのように富士山が見えます。北条のあたりからつくば市まで、田んぼには雪が全くありません。
表筑波スカイラインから筑波山を望む。スカイラインを通る車は、数台でした。このあたりから、ところどころ道路が氷結しています。
東側、八郷方面を望む。やはり全く雪はありません。みじんも心配していません。
標高400辰△燭蠅ら筑波山山頂870辰鮓る。ここよりさらに数度気温が下がるはずですがうららかに晴れて、雪はところどころに見えるだけ。
自動車で湯袋峠を登ってきたらしい人が、「自転車ですか、健脚ですね。湯袋は凍ってますよ。」と教えてくれました。
湯袋峠を下る。所々、凍っています。凍っていると言っても、シャーベット状で、いわゆるアイスバーンになっているわけではありません。
前を行く車は、止まって引き返して(登って)行きました。私はスピードを落として進みました。下りだから進めますが、登るのは無理です。つまり一方通行と言うこと。
岩瀬まで来ると、田んぼは一面の雪の原。雪の量が全然違います。山より平地が多いのも意外。

このあと、板敷きから岩瀬駅に行く一般道は、危ないところがたくさんありました。日陰ではがちがちに凍っているところが何カ所もあり、ついに転倒!太ももの外側を打って、ちょっと痛い。

スピンしている自動車、カーブミラーにつっこんでいる自動車もありました。
岩瀬駅まで来て、リンリンロードに入ろうとすると、案の定、雪だらけ。日陰だから当分とけないでしょう。こりゃまずい。引き返そうにも、筑波山の北側の峠を登るのはまず無理だから、土浦まで戻ることになる。電車に乗って大回りして帰るか?
マウンテンバイクのおじさんが、りんりんは通れませんよ、陰の部分1キロほどですがね、目の前の道を左に行くとぐるっと回って2キロほど先のりんりんに出ます、と教えてくれました。
教えられたとおりリンリンロードに出られました。そのあとは、好調に進みましたが、日陰に入ると雪があります。ここは真壁ですが、400辰らいこういう状況です。でも、注意すれば、自転車でも十分進めます。スリックでも大丈夫。凍ってなければなんとかなります。

このあと、ガード下の完全に日陰になっているところが、がちがちに凍っていて、本日2度目の転倒。

結論

同じ道を逆順にたどっていたらどういうことになったかと想像してみると、おそらく、うちから25キロメートルにある真壁の数百メートルの積雪路(最後の写真)で引き返したのではないかと思います。ここでこんな積雪なら、さらに北に行ったら大変な事態が予想されるからです。筑波山も、南側斜面から登って北側に下りたので超えられましたが、逆だと上れなかったでしょう。幸いにも、一周して無事帰還できましたが、いつもの1.7倍の時間がかかりました。

  1. 平地で雪が降ったら、筑波山の北側ではその何倍かの雪が降っている。
  2. 平地では雪が溶けてなくなっても、峠では、アイスバーンになっている。
  3. 自転車で転倒するところは、歩いても転倒する。押して歩けばよいと言うのは正しくない。滑ったところに自動車が来ると轢かれる。自動車も止まれないから。
  4. 1,2月は、リンリンロードはところどころ使えない。
  5. だめかもしれないという道を最初に試す方が安全。安全な方からアタックすると、危険な場所で引き返すこともできなくなる。

再突入

1月8日、日曜日、また行きました。リンリンロード上の雪は、ほとんど消えてなくなっていました。雨引観音の駅で引き返し。

再々突入

1-2月に、筑波山に行きましたが、道路の上は、雪はすっかり消えていました。日陰では雪の残っているところもありますし、道路表面の襞に霜が凍りついていることもありますが、全く問題ないと申せましょう。リンリンロードもオールクリア。2日の私は何だったんだろう?



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