2004.8月初稿、9月改訂、10月再改訂 2005年2月Kashmir像を追加、2012年11月加筆

Penguin!! 松井俊浩

筑波山系の峠道

筑波山は、茨城県土浦市の北から岩瀬町(真壁、大和と合併して桜川市)まで、南北約40キロに連なる連山の最高峰(870メートル)です。連山の鞍点を東西に通る数本の峠道があります。また、尾根を南北に走るスカイラインがあります。筑波山以南(土浦側)は、有料道路(2005年頃無料化)としてきれいに整備された表筑波スカイライン。筑波山以北(岩瀬側)は、林道です。

図は、その様子を模式的に表しています。峠道は、西側(つくば市側、東京側)から見た道を実線で、東側から見た道を破線で表しています。山の西側の麓には、リンリンロードが土浦から岩瀬まで通っています。東(八郷)側でリンリンロードに対応するのは、県道138号線フルーツラインであったり、恋瀬川サイクルロードだったりします。西側を、呼び習わされているように表、東側を裏としましょう。八郷の人、ごめんなさい。

Kashmirによる筑波山系全景に峠道を模式化した図。

左は、土浦市上空から筑波山方向を眺めた図。

右は、八郷町上空吾国山(あがくにさん)よりから南西方向を望んだ図。
Kashmirによるレンダリング。つくば市の上空1000辰ら北を向いて筑波山をみたところ。
不動峠の上空200辰ら北西、筑波山頂を望むKashmir像。尾根に沿って表筑波スカイラインが走るはず。

これらの峠道の特徴を表にしてみましょう。

距離 標高差
不動峠
表3.9Km 300m 道は狭いが車はあまり通らない。傾斜は頂上付近の10-15%を除いて比較的緩やか6-8%。16-19分。日陰で涼しく、上りでは一番走りやすいのではないか。
3.2km 道は狭いが車も少ない。傾斜は、表不動よりはきつい。路面が荒れていてカーブもきつく、下りもあまりスピードを出せない(パンク注意)。
風返峠
(筑波神社側)6Km 412m 豪快なダウンヒルが楽しめる。温泉などあってにぎやか。バスも通るので窮屈。勾配は6-10%。250辰らい上ると、いったん平坦になり50辰らい下る。最後の2キロくらいは結構辛い。
裏側、県道42号 3.5Km 激坂。頂上付近500mのコンクリート部分は、20-25%。自転車での登坂不能、歩いて押す。下るのも大変で、でこぼこで楽しくない。麓の方も13-18%の相当な激坂。やめたほうがよい。
朝日峠
土浦側 3km 280 自動車のスピード抑制のためのbumpがうざい、2012年になっても残ってます。下りではかなりな衝撃を受ける。3山ずつ10回くらいある。17分で上れた。8%くらいか。10%も2カ所くらいある。舗装も良く、幅も広いが、車の通行量もそれなりにある。
フルーツライン 4Km? イチゴ狩りや梨狩りに行くのか、けっこう車が多い。暴走車の破片多数。やはりbumpがうざい、2011年?に撤去されました。ダウンヒルの最後の緩いカーブと直線はとばせる。
2012年11月に、直下に朝日トンネルが開通。1700メートルで3分ほど。路肩が狭いので自転車は走りにくいが、近道には替えられない。
湯袋峠
八郷側 3km 200 風返峠からつながるダウンヒルは高速コーナー、斜度は6%くらい。暴走車もいる。国民宿舎から下、八郷に出る道は、傾斜は緩いが幅広くなかなか快適。下りでは一番良い。上りも比較的傾斜が緩くて登りやすい。
真壁側 木がうっそうと茂っていて寂しい感じ。道はやや狭い。きれいに舗装されているが、スピードを出さないように段差を作ってあるのがうざい。途中に有名な湧水の採取所がある。
上曽峠
真壁側4.5Km 260 黄色い段々つき。ところどころ1車線になるので対向での自動車のすれ違いができない。斜度は、10%以上、12%が1匐瓩続き、14%が最高、かなりきつい。頂上付近の右(南)側に、東筑波ユートピアと西光院に出る分岐がある。西光院まで2.7キロ。
頂上から北に林道があり、キノコ山、足尾山、丸山、加波山を縦走できる。
八郷側4.5Km 手頃な道なのだが、車の流量の割に道幅が狭い。実際、たくさんの車が通る。8-10%。
数百弾鄲Δ棒掌院を通る道もある。こちらは車も少なく上りやすい。ただし傾斜は上り初めから13%で、10%越えが随所にあり、きつい。
一本杉峠 500 路面に大量の砂利が浮いていて、ロードバイクでは上れません。MTBの人、がんばってください。入り口がわかりにくいですね。
足尾山から稜線に沿ってくると、ここから丸山に向けてきつい上り坂になります。1-2劼派力発電にたどり着きます。
表筑波スカイライン 10km 200m 南端が標高280メートル、北端が420mだが、10キロにわたって5-10%の勾配のアップダウンがあり、最高点では500メートル近い。有料(50円)だったが、2004年10月から無料開放。
筑波北部稜線林道 20km 350m? 6-15%のアップダウン多数で険しいが、そんなに長くは続かない。寂しい道だが変化に富んで、なかなか楽しい。ハンググライダー愛好家の自動車が通る。キノコ山頂上当たりから晴れた日の眺望はすばらしい。丸山の頂上付近に大きな風力発電機が2機設置されていて、見もの。
筑波山とキノコ山の間の部分は、道が傷んでおり(道路に畳三枚くらいの大穴が開いている)、4輪車は通れない。2004年秋の台風で崖崩れの危険あり。
つつじヶ丘駐車場 120m 風返峠からさらに上を目指すとつつじヶ丘駐車場、女体山へのロープウェイ発着場に着く。

中でも、自転車仲間には不動峠が有名です。 不動峠は、麓の標高が30メートル、頂上が300メートルくらい、距離にして4キロ弱の短い峠です。道路は、車線がなく、4−5メートル幅で、乗用車がやっとすれ違えるくらいでしょう。大きな車が通ることはありません。木が多く、ずっと日陰を走ることになります。

webで不動峠を探すと、屈強な自転車マニアが、これでもかと攻めている のがわかります。 猛者は10分くらいで上がってしまうようです。 私は最初が20分、4回目にやっと17分52秒になりました。最後の10%の上りは相当にきつい。39−25のギアでぎりぎりという感じです。坂を上がりきるとふらふらになってしまいます。自転車から降りて休もうにも、座るところもつかまる物もない、寂しい峠の頂上です。

私がよく上るのは、不動峠(表側)で、下りるのは湯袋峠です。その次は、上り下りとも朝日峠です。

筑波山自転車の旅いろいろ

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