自転車をフレームから組み立てる

通勤快速バナナ号を作る

Penguin!! Apr 30, 2017
May 4 試乗記

通勤バイクが傷んできた

15年近く、ロードバイクでサイクリングを楽しんでいますが、通勤やちょい乗りには、安いクロスバイクを使います。愛用の2006年製Bianchi Passoが、古くなったり雨に打たれたりして、だいぶ傷んできました。

  Rianchi Passo 2006年型。
 前輪には、サスが入っている。さらに快適性を求めて、こんなショックアブソーバ付きシートポストに交換してある。
ハンドルをストレートから、 こんなマルチポジションハンドル、1864円に交換してある。
シフトレバーは、DEOREのデュアルコントロールレバー、 ST-M530 に交換してある。

駅前の駐輪場に長い間止めていて、雨を被っていたのが原因と思いますが、このごろどうも調子悪いのです。ハンドルがひっかかって回りにくくなっているのにはびっくりしました。ベアリングが錆びてきたのだろうか。横から注油したら復活しましたが、もう10年以上になるから、買い替えてもバチは当たらないでしょう。次は何にしようか、Giant、Bianchi, Specialized, Giosなどいろいろ探してみたが、どうもぱっとしない。10万円以下では、ギアが8速しかなかったり、重さが11kgを越えます。MeridaのCrossway-300なんか軽くて良いと思ったが、色が黒い。黒はきらいです。Lous GarneauのLGS-RSR4 は、黄色でかっこいいし、10kgちょっとだが、7速しかありません。ブリジストンのシルヴァ F8Bは、内装8段とユニークだが、12kgもあるし黒い。検索していたら、Amazonでこんなものを見つけました。オオトモのクロモリフレーム、5800円。なるほど、フレームとコンポを買って組み立てれば良いのか! それなら好きな仕様にできる!

果たして、素人に自転車が組めるのか?

DIYの好きな私ですが、自転車を組むのは初めてです。パーツを買うと、必ず、組み付けは専門家に任せろと書いてあります。人命に関わる作業ですから、疎かにできないことは間違いありません。しかし、バイクのメインテナンス本などをめくってみると、そこまで難しいこととは思えません。PCの組み立てと似たようなモノではあるまいか? PCなら10台近く組み立てた経験がありますって、関係ないか? サイクリングを趣味にする人は、必ず、自転車いじりにもはまっているはずです。パンク修理やサドルの調整ができないと、サイクリングには出かけられないでしょう。最近の自動車は、エレクトロニクスその他がややこしいのですぐに修理工場に持ち込みたくなりますが、趣味の自転車は、所詮は機械で構造は明らか。ところで、私がやったことのある自転車作業とは以下のようなことです。

こうして数え上げてみると、相当にいろいろなことをやっています。ほとんど見よう見まねですが、ロードバイク・メインテナンスの本も見たりします。これらができるできないの80%は、工具を持っているかどうかにかかっていると断言出来ます。要は財力か?自転車をいじる工具の基本は、6角レンチです。オートバイなどに比べると、少ない種類の工具で、どの自転車も同じように作業出来ると言って良い。しかし、どうしても特殊、専用工具が必要になる作業があります。それを上のリストでは茶色字で示しています。たとえばペダルの交換には、(必ずではありませんが)ペダルレンチが必要です。チェーンの交換にはチェーン切りが必要です。ワイヤ交換には、ワイヤを切るハサミが必要です。特殊工具と言っても、自転車屋には当たり前の工具で、こんな工具セットを持っていれば、上記作業はすべて実施出来ます。

自転車組み立てのために上記の他に行う作業は、BB(ボトムブラケット)と、フロントフォークの取り付けではないかと思います。これらが私に作業出来るかどうか、組み立て前は不安でしたが、やってみれば、なんと言うことはない作業でした。ただ、BB取り付けには、やはり専用工具が必要になります。1500円ほどで買えますが、自転車屋さんで借りられるといいですね。

上記の作業の中で、一番難易度が高い作業は、何のことはない、ブレーキ、シフトワイヤーの交換ではないかと思います。ワイヤの交換では、堅いスチールワイヤを切断しなければなりませんし、ブレーキの当たり具合や、シフトの位置を調整しなければなりません。逆に、ワイヤ交換ができる人なら、自転車の組み立ても可能です。結論から言いますと、ワイヤ交換にプラスして難しい作業は、フロントディレーラの調整でした。ワイヤ交換では、すでに取り付けられているデイレーラにワイヤを結びつけるだけですが、組み立てでは、フロントディレーラの位置を決めてやる必要があります。それが結構難しい。その他は、部品をあてがってネジを締めるだけの作業です。おそるるに足らず。

フレームを選ぶ

MTBの世界はよく知りませんが、ロードバイクは、ちょっと贅沢を言い始めると、すぐにフレームから組むことになります。理由は、フレームへのこだわりもあるでしょうが、完成車では、ホイールやコンポーネントを全部気に入ることはなく、必ず買い替え、付け替えになるからでしょう。たとえば、私は、コンポーネントをCampagnoloにしたいのですが、国内では、カンパで組んだ完成車は、まずお目にかかれません。しかし、クロスバイクごときをフレームから組むのは、聞いたことがありません。クロスバイクで長距離サイクリングすることもまれだろうし、安い自転車なのだから、パーツへのこだわりも小さく、フレームから作ることなどないのでしょう。だから、クロスバイク用のフレームというのは、売っていなくて、ロードバイク用の安いフレームから選ぶことになります。

ロードフレームというのは、安くても10万円以上が当たり前ですが、わずかながら安価品があります。たとえば、こんなのが見つかりました。まずさっきもあげた、Amazonでは、オオトモのフレーム。これは、5000円台と激安ですが、フレームだけで2.2kgあり、別売のフォークをどうしたらよいか、途方に暮れます。そのほか、Ridleyのアルミフレーム 25,000 円、 さらにRidleyにはいろいろありそうです。 私が選んだのは、TNIの7005-Mk2というフレーム。フォークがついて、28,000円ほど。さらに、BBのネジを切ったりといろいろお願い出来ます。Ridleyより気に入ったのは、黄色があるからです。以前から、黄色のバイクを探していたのですが、なかなかないのです。フレームの塗装だけで、25,000円もするのですね。Spingさんに注文して、予告通り、10日ほどで品物が届きました。BBハンガーのフェイスカットとタップ処理(通常工賃¥3,500相当)が、無料サービス中でした。あと、スピングに問い合わせたところ、このフレームは、キャリパブレーキ専用で、Vブレーキは取り付けられないと言うことでした。やはり、ロードフレームだと言うことです。

  段ボールを開けるとこういう状態で入っています。 
  フレームとフォークのセットです。
あと、デカール(シール)が入っていました。

フレームは、アルミ製、フォークは、カーボンファイバー製です。フレームの重量は、1.6kg、フォークが0.6kgで、合計は2.3kgでした。オオトモのより、フォーク分が軽いと言うことか?え?そんなに違う?

パーツを注文する

フレームが決まったら、それに適合するパーツを選定、注文するのですが、だいたいの仕様を決めておく必要があります。

変速段数
前3段、後9段とします。我が家のバイクは、1台を除いて9速ばかりです。するとホイールを交換してみたり、簡単にできます。だから、スプロケットもいくつか持っていますが、どれも9速。一つ余っているスプロケットが、人からもらったDuraAceなので、是非活用したい。ヒルクライムが楽になるように前は3段にする。段数が決まれば、シフトレバー、チェーンなどが限定されます。
タイヤの太さ
28mm にします。通勤にはこれくらいがベスト。通勤途中でパンクするのは困る。
ハンドル形状
ロード用だとドロップハンドルがデフォルトですが、ネクタイを締めての通勤用なので、ストレートハンドルにします。デュアルコントロールレバーが決まります。
ブレーキ
ディスクが流行しつつありますが、手持ちの部品があるので、穏便にキャリパー型にします。というか、このフレームにはキャリパーしか付きません。

さてこれらを前提にして、選んだパーツは以下のようになります。変速段数やサイズ、互換性を見て適切なパーツを選ぶのはかなり大変です。TIAGRAならTIAGRAで揃えられれば簡単でしょう。私は、活用したい手持ち部品がいくつかあったので、部品選びはかなり苦労しました。

総額、76000円ほどになりました。手持ち部品が、15000円くらいになりましょうか。クロスバイクの完成車は、安く作ってあると感心します。

フレーム TNI 7005MK2
fork column 28.6mm
30,000 自転車工房SPING
シートピラー 27.2mm 0 dixna 手元に在庫あり
BB BB-RS500 (Tiagra) 1,600 チェーンリングを選ぶと、これが推奨品。CB-Asahi
チェーンホイール Sora FC-R3030 3x9 50/39/30 チェーンガード付き、BBなし 10,810 重要パーツ。もう一回り小さくても良いかも知れない。ズボンに優しいチェーンガード付きを選ぶ。アサヒで欠品しており、Amazonで購入。
前ディレーラ Sora 3x9 FD-R3030
キャパシティ20T
2,922 キャパシティに注意。ぎりぎり。CB-Asahi
後ディレーラ Tiagra RD4601-GS
total 40T
4,028 キャパシティに注意。前で20あるから、後は、12-32まで。CB-Asahi
チェーン Shimano 9s
CN-HG53 118L
1,451 CB-Asahi。コマ数は110で足りた。ホントは、106でもよいはず。するともうちょっと安い。
カセットスプロケット Shimano 9s 0 Dura Ace 9速、12-27の在庫あり
ホイール(FB) RS010前後セット 10,618 このクラスだとこれしかないだろう。Amazon
ブレーキアーチ 0 古いTiagra在庫あり
ブレーキ・変速レバー Altus ST-M370 4,556 ブレーキとシフターが一体化しているが、デュアルコントロール方式ではない。
CB-Asahi
ハンドル 0 ストレートバーハンドル在庫あり。初めは、セミドロップにしようとしたが、ブレーキレバーが付かなかった。
ステム 3,200 MTB 用、KORE31.8mm。ステムごときがこんなに高いのはなぜか。
http://www.cb-asahi.co.jp/item/88/42/item100000004288.html
ステム、シム 600 31.8mmではなく、25.4mmだったので、口径合わせにシムを買う。
コラム、スペーサー 1,200
サドル 1,400 古いサドルがあったが、バナナ色に合わせるため、黄色いサドル新品を購入。
ペダル  PD-M530 3,800 古いペダルを使うつもりだったが、結局SPDペダルを購入
メーター 当面なし
ボトルケージ いずれ
タイヤ Bridgestone Distanza 700x28c 3,000 Amazon
チューブ あるのを使う

これらのパーツは、アマゾンか、cb-asahiから購入しました。cb-asahiは、いつものことですが、在庫管理がいいかげんで、注文した品物が欠品していることがあります。そうすると、場合によっては、関連する部品を変更する必要が生じるので、他の部品を先にそろえておくことができません。全く、cb-asahiのオンラインショップの風でありながら、在庫表示を手動でやっているという効率の悪さには、閉口します。ちょっと高くても、アマゾンから購入する方が確実でしょう。

   タイヤは、700x28c、ブリジストンのDistanza
RS010には、23-32くらいのタイヤが付けられます。
   レバーは、Altus。ちょっと失敗したかなと思う。
   
   

バナナ号を組み立てる

黄色いフレームが届くと、妻がバナナのようだと言ったので、バナナ号と呼んでいます。ずっと黄色い自転車が欲しかったのですが、完成車ではなかなか手に入らず、今回初めて黄色にできました。

ワイヤーガイドを取り付ける
フレームの一番下、BBの底の裏側に、ワイヤーガイドを取り付けます。フレームをひっくり返して作業するので、最初にやっておくと良いでしょう。4mmのボルトを使います。ワイヤーガイドにはねじが付属していませんでしたので、ホームセンターで買いました。自転車フレームを上下さかさまにして取り付けます。このワイヤーガイドは、フロントディレーラへのワイヤとリアディレーラへのワイヤを通します。長い溝のある方がフロント用で、チェーンリングから遠い側になるように取り付けます。
ホイールを作る
まずは、ホイールにチューブとタイヤを取り付けます。パンク修理でやっているので簡単です。なぜホイールを先に作るかと言えば、フレームに取り付けて、スタンドに立たせる為です。ホイールが付いていない状態では、床に寝かせねばならず、作業しにくいのです。
フォークを仮止めする
フレームのヘッドにフォークを差し込んで、スペーサとステムを取り付け、フォークに前輪を取り付けます。フォークの取り付けには特殊工具は何もいりませんでした。スターファングルナットの打ち込みに、何か必要かも知れませんが、SPRINGさんにやってもらってあります。実は、フォークを仮止めした後に、スペーサを注文しました。8cmでカットしてもらいましたが、ステムの幅が35mmくらいあり、45mm幅くらいのスペーサを用意する必要があります。 フレームにフォークが付くと、ホイールを付けられて、スタンドに立たせられます。
BBを取り付ける
BBは、自転車の中心、へそです。専用工具で取り付けます。初めてやりました。ベアリングが入っている割に回転が重いのは、グリーズがまだ固いせいでしょうか。
シートポストとサドルを取り付ける
最後でよいのですが、自転車を持ち上げたり動かすのに、サドルがあった方が便利です。
ハンドルを仮止めする
ステムにハンドルを付けます。ステムの口径とハンドルの口径が違っていたので、シム(600円)を購入しました。それでも、ハンドルの回りにすき間が見えてしまいます。
シフタとブレーキレバーを取り付
ハンドルにデュアルコントロールレバーあるいはシフタとブレーキレバーを取り付けます。グリップの長さだけ中心に寄せます。バーエンドバーを付けるならさらに 15mm ほど内側に寄せます。
リアディレーラを取り付ける
リアディレーラハンガーにディレーラを付けます
フロントディレーラを取り付ける
バンドタイプのフロントディレーラにシムをはさんでシートチューブに取り付けます。ここは、後で大いに調整が必要です。
ワイヤーを取り付けます
シフターからシフトワイヤーを、ブレーキからブレーキアーチにワイヤーを飛ばします
  ハンドルの口径とあっていませんでした(冷や汗)。
シムを買って合わせました。いずれ、太いドロップハンドルと付け替えるかも知れません。
 
   ブレーキは、知り合いから譲ってもらった古いTiagra.
   チェーンリングは、3枚。50-39-30。
通勤用なので、ズボンの裾を汚さないようにカバー付きを買いました。
赤いテープは、ディレーラの位置を決めるのに使います。アウターギアの直上3mmくらいのすき間になるようにします。
   フロントディレーラの内側
暗くて見にくいので、照明を工夫して下さい。
   リアディレーラもTiagra.
スプロケットは、何とデュラエースの9速!大きいギアは、チタンではあるまいか。変速性能を決めるのは、ディレーラではなく、スプロケットに刻まれた模様。高級スプロケットの方が性能が良いのだろうが、Tiagra以上はどれも同じパターンが刻まれているようだ。
今時のシマノ製ホイールは、11速用になっていて、10速以下のスプロケットには幅が広すぎる。それで、1.8mm程のスペーサーを入れて厚みを合わせる。逆に、10速以前のホイールには、11速は付かないということ。
   ペダルも、あり合わせのを使うつもりでしたが、ベアリングがごりごり言っているので、新調しました。SPD。
   Altusの9速。ホントは、DEOREのデュアルコントロールレバーが良かった。持っているからいずれ付け替えるかもしれません。シフト位置がわかって便利。それなりに正確に表示されます。
   サドルもバナナ色に。

ほぼ完成

2回の週末にちょこちょこ働いて完成させました。足らないパーツを注文すると週日に届いて、週末に家に帰って続きを作るという具合ですが、パーツがそろっていれば、一日に2台くらいを完成させることは可能でしょう。慣れた工員さんなら、きっと一日に5台くらい行けると思います。

難しいところはほとんどありませんが、フロントディレーラだけは苦労しました。他の部品は、所定の場所にネジ止めすればよいのですが、フロントディレーラは、取り付ける場所がはっきり決まっていません。チェーンリングとディレーラのすき間を見ながらの現物あわせです。そこに、ワイヤの張り具合と、ディレーラのHとLのリミットを決めるネジを調整しなければなりません。ちょっといじっては、ギアを上から下までなめて、接触があれば取り付け位置をかえるということを繰り返します。基本、アウターギアの外側と、ディレイラの外ガイドの内側、インナーギアのBB側とディレイラのBB側ガイドの内側がそろうように調整すれば良いのですが、なかなかその状況を目で確認しにくかったりします。チェーンが新しいので当たりが出ていないのも影響するかも知れません。

   初めは、この古いサドルを使おうと思っていたが、色のバランスが悪いので、1400円で黄色いサドルを買いました。
   ほぼ完成。
ヘルメットも黄色です。
   付属のTNIのデカールを貼ります。片側に3枚あり。もう一つはフォークに。後に古いFELTの完成車。
重さを量ると、ボトルケージとペダルを含めて、10kg弱でした。ペダルをはずせは、9.5kgほどでしょう。フレームサイズが、一回り小さかったかも。やっぱり、新しい自転車は、パーツの動きが俊敏です。ブレーキや変速が気持ちよく決まります。さて、何処に出かけようか。

好きな色を選び、パーツを気に入るように組み合わせられたので満足です。普通のクロスバイクよりは、ちょっとロード寄りの仕様で、ハンドルさえドロップにすれば、すぐロード仕様になるのではないか。手持ちの部品を使えたのもお得な気分。全部自分で作ったので、何か問題が起こったときも、完全に自分で対処出来そうなのもうれしい。かなり自信が付きましたね。

作業手順はそう難しいことではないのですが、プロの仕事というのは、私のような素人が自分のためにやるのとは全然違うと言うことも再認識しました。それは、自転車に傷を付けないと言うことです。素人が自分の自転車をいじるのに、多少の傷や汚れが出ても自分で納得するか諦めればそれでよいのですが、人様の自転車を預かり、お代を頂いて作業するとなると、小さな傷も許されません。そうすると、試行錯誤は許されず、また、工具を動かす順番も丁寧にやらないといけない。かなり気を使う作業になります。ですから、私は、自分の自転車はいくらでもいじれると思いますが、他人様の自転車に手を出す勇気はありません。やはり、自転車屋さんは偉いと思います。

サイクリングに出かける

5月4日、小貝川まで50kmほどのサイクリングに出かけました。スピードメータがまだ付いていませんが、Garmin Edge 800を使えばOK。ボトルケージは、使用中の自転車から一つ移します。前傾姿勢が弱いので、バーエンドバーを取り付けます。ブレーキの中心を出しておきます。5月7日には、不動峠にでかけました。

フレームの善し悪しなんてろくにわかりませんが、アルミだから固いということはないようです。いや、むしろ乗り心地がよい。パナチタンより柔らかいのではないか。乗り心地には、フレームより28mmのタイヤが貢献しているのだろうと思います。ヒルクライムで思いっきり踏んだりしていませんが、フレームがよじれるようなことはなく、剛性も十分と思います。ところが、フォークが問題です。カーボン製のようですが、明らかにでこぼこしているあるいはねじれている状態。まっすぐ進むのは問題ありませんが、フォークをなでてみるとなんだか失敗作に見えます。

変速も問題なく、調整すれば、どのギアでもちゃりちゃりいうこともほとんどありません。Altusの変速機が安っぽい。シフトアップがちょっと重い。Deoreにしておけばよかった。ブレーキは、とてもかっちりしています。古い自転車のぐにゃぐにゃした感じは、おそらくワイヤーのせいでしょう。

タイヤは、distanzaですが、舗装路でのグリップは良く、乗り心地も良い。サドルは、大きめでふかふかなのはよいのですが、滑りが悪いです。総合的に見て、私がこれまで経験したクロスバイクの中では、最高の1台だと思います。

もう一台行ってみよう!

クロスバイクを欲しいという人が現れたので、調子に乗ってもう一台作ることにしました。またもや、TNIのフレームに、あり合わせの部品を組み合わせます。バナナ号より、ありあわせ部品度が高いかも知れない。たとえばホイール。バナナ号を作ったときは、古いビアンキ・パッソの代わりだといいながら、パッソは捨てずに作ったのですが、今回は、パッソがどうにもダメになってきたので、その部品を取って使うことにしました。

フレーム TNI 7005MK2
fork column 28.6mm
 29,100 自転車工房SPING
シートピラー 27.2mm 0 dixna 手元に在庫あり
BB BB-UN55 2,040 チェーンホイールが四角軸なので、それにあったBB。BB締め付け工具、コッタレス抜きなど専用工具が必要。4角軸は、安い自転車の標準なので、どこにでもあるし、一組持っておくべき。
チェーンホイール Deore FC-M371
48x36x26
チェーンガード付き
4,444 3枚、チェーンガード付きで、小さめの、安いのを選ぶ。Amazonで購入。
前ディレーラ  Tiagra FD-4703BM 3,789 10速用というのが恐怖だが、大丈夫だろ。Deoreの手持ちがあったのだが、シートチューブと後輪の間にスペースが必要で、取り付けられなかった。
後ディレーラ Deore RD-M592 9s 3,9884 キャパシティに注意。前で20あるから、後は、12-32まで。
今回は、 Wiggle で注文。全然安いわ。Tiagra RD4700 が使えると3,134円でさらに安いのだが、引き代が変わっていて、互換性がない。
チェーン Shimano 9s
CN-HG53 118L
1,451 CB-Asahi。コマ数は110で足りた。ホントは、106でもよいはず。するともうちょっと安い。
カセットスプロケット Shimano 9s 0 Dura Ace 9速、12-27の在庫あり
ホイール(FB) RS010前後セット 10,618 このクラスだとこれしかないだろう。Amazon
ブレーキアーチ Tiagra BR-4700 front 2,916
rear 2,565
Wiggle
ブレーキ・変速レバー Altus ST-M370 4,556 ブレーキとシフターが一体化しているが、デュアルコントロール方式ではない。
CB-Asahi
ハンドル 0 ストレートバーハンドル在庫あり。初めは、セミドロップにしようとしたが、ブレーキレバーが付かなかった。
ステム 3,200 MTB 用、KORE31.8mm。ステムごときがこんなに高いのはなぜか。
http://www.cb-asahi.co.jp/item/88/42/item100000004288.html
ステム、シム 600 31.8mmではなく、25.4mmだったので、口径合わせにシムを買う。
コラム、スペーサー 1,200
サドル 1,400 古いサドルがあったが、バナナ色に合わせるため、黄色いサドル新品を購入。
ペダル  PD-M530 3,800 古いペダルを使うつもりだったが、結局SPDペダルを購入
メーター 当面なし
ボトルケージ いずれ
タイヤ Bridgestone Distanza 700x28c 3,000 Amazon
チューブ あるのを使う