家を建てる

2006年4月 Penguin!!

家が建つ様子-2
木工事

4月から約2ヶ月で、骨組み、屋根、天井裏、床下、断熱などの木工事が行われました。上棟の様子から、伝統的な木造軸組工法であることがわかります。しかし、昔と違って周囲に金属製の足場を架設したり、クレーン車を使ったりで能率アップ。現場内でも、昔のようなかんなさばきを見ることはありません。したがってかんなくずもなし。代わりに、電動のハンドソーや自動釘打ち機などが活躍します。基本的に棟梁とその家族(奥さんと息子さん)の3人の共同作業です。

4月4日 棟上げ工事開始。隣の土地にクレーン車を入れさせてもらって木材をつり上げる。7人がかり。
午後、2階の作業に移る1階には、仮止めの筋交いが入っている。
土台は米ヒバ、柱はスギ、梁はマツ。四隅の通し柱はヒノキ。柱は全部4寸。集成材は使っていない。
5時を過ぎて、今日はここまで。屋根ができていない不安が的中。次の日、雨が降る。
4月9日 床には雨水がたまっていた。どうも天気がはっきりしない。
4月16日 庇の屋根ができる。
物置場に好適か。
筋交いが入る。筋交いがある壁とない壁があるのはなぜかと思えば、窓があるかどうか。当たり前だが、2次元で間取りを考えているときは耐力壁の配置はあまり考えなかった。そういえば、つくばハウジングには、「窓を隅からずらしてよいですか?」などと聞かれたのは、耐力壁を作るためであった。

だから、家の四隅というか角に窓や出入り口がある家は弱くなる。我が家にも土間の出入り口がそれに当たる。窓が大きいのは構わないが、壁全面が窓というのもよくない。上下に細長いまどは両脇の壁に筋交いを入れやすい。高窓にして幅を広く取るのは不利。
形ができた。屋根はかなり高い。階高が普通よりちょっと高いとのことだが、それだけではない。家の幅が8メートルというのはちょっと広めで、屋根の勾配も通常の4/10ではなく、5/10と若干きつい。そのため、中央部が2メートル盛り上がる。断熱材の厚みを差し引いても、最大1.8メートルのうちのり高さが取れる。屋根裏にかなり広いスペースがとれそうだ。
4月22日 入り口の鉄棒のつっかえが取り去られ、自立できるようになった。間柱も入り、柱や筋交いの本数が増えたて向こうが見通せなくなってきた。近づくと木の良い香りがぷーんとする。集成材で作った家とは明らかにかおりが違う。
上を見上げると、2階の床は何もないが、屋根の裏側、屋根裏部屋の床はかなりできている。
補強用の金物。土台に柱と筋交いを固定している。ほぞは付いているのだろうか?
銀色はウレタン系断熱材、AFボード、厚さ30ミリ。見えているのは充填断熱の部分だけで、この外側に同じ厚さの外張り断熱も貼られる。
窓枠が運び込まれている。
防水シートが張られた屋根。これから瓦が載せられていく。
白いテープと桟の下の切り欠きは、防水シート上に貯まった水を下に流していくための隙間を作るためのものだとか。
2階の床に根太を組み、合板が張られる。21弌
屋根の瓦葺き完成。今年(2006年)は4月に入ってから雨が多く、気温も上がらない。屋根があれば、雨の日も作業が出来る。パネル方式では、屋根が最後になるのでこうはいかない。だけれども、やっぱりパネル式の方が建築工事は速い。
断熱材を入れ始める。明日からここで構造見学会が行われる。
5/13 内断熱貼り込み。ネオマフォームの予定だったが、外張り断熱と同じAFボードに変更。断熱性能は同じ、銀紙が付いている分、水滴などに強そう。燃やすとこんなふうになる。
外張り断熱の外側に防水シートを施工。
小屋裏。断熱材でふさがれたので、外の足場からは入れなくなった。
2006年5月21日 1階南東のリビング。窓は高窓。断熱材のコーキング完了。配電工事も始まっていて、コンセントがついている。
2階の部屋。上の写真の真上の部屋に当たる。よく似ているが、重大な違いが2点。上の1階写真では、床が蓄熱コンクリートむき出し。2階は、合板床(この上に無垢ヒノキを張る)。もう一つは、隅の耐力壁の筋交いが、1階では両筋交い、2階では片筋交い。

右側の窓には、外側に遮熱フィルムを貼ってある。天井工事が始まっている。天井の裏には、屋根裏の発泡剤による断熱が見える。